「壁や天井からとんでもない腐敗臭がして、眠れないくらい困っている。」
「ネズミの死骸は見当たらないけれども、腐敗臭がするからどこかでネズミが死んでいるんだろうけども、どうしようもできなくて困っている。放置すれば自然と匂いは消えるの?」
結論、ネズミの死臭は放置しても消えません。この記事ではネズミの死骸を放置するリスクと死臭を消臭する方法を紹介しています。
この記事を読めばネズミの死骸に対する対処方法が分かるようになるので、死骸を放置するリスクを未然に防ぎましょう。
そもそもネズミの死骸はどんな臭い?
ネズミの死骸の臭いは、真夏の生ゴミ置き場のような腐った臭い、魚が腐ったような匂い、嘔吐物のような匂い、硫化水素やアンモニア、公衆便所のような腐敗臭と表現されるくらい強烈な臭いを放ちます。
特に夏場は冬場と比べて湿気が多いため、とてつもない腐敗臭を放ちます。
死骸の匂いは放置すれば消える?放置するリスク
けれども、実際に死骸がどこにあるのかもよく分からないし、取り出すのにも勇気がいるから、放置するか悩んでいる。。。
しかし、放置したところでネズミの死骸の匂いは消えることはありません。
むしろ、放置すればするだけ匂いは強まりますし、死骸と接着している家の壁や床に匂いが染み付いたり、家を痛めてしまうのでネズミの死骸は放置しないようにしましょう。
また、ネズミの体に付着していたノミやダニ、ウジ虫が死骸から逃げて部屋中に広がります。
ネズミの死骸はどこにあるのか?
では、ネズミの死骸はどこにあるのでしょうか?
ネズミの死骸が見つからない場合は、以下の場所にある場合が多いです。
壁の中
腐敗臭はするけどネズミの死骸がどこにも見当たらない場合は、壁の中でネズミが死んで腐敗している可能性が高いです。
ネズミはハクビシンやアライグマのような家に侵入する動物に比べて、体が小さいので壁の中(外壁と内壁の間)を移動して、家の中を徘徊してエサを探したりしています。
そのため、何かしらの理由で壁の中で死んでしまったまま腐敗が進むと悪臭を放つようになります。
特に、前からネズミが家にいることを知っていて、自分でネズミを駆除しようと思って、毒餌や殺鼠剤を仕掛けている場合に壁の中でネズミが死ぬのはよくあるパターンです。
毒餌や殺鼠剤を食べたネズミが壁の中を移動中に死んでしまうと、壁の中で腐敗して悪臭を放つ原因になります。
また、壁は屋根裏と違って、入り口があるわけではないので、素人が自分で死骸を取り出すのは難しいです。
最悪、壁を剥がす必要があるかもしれません。
天井裏
天井裏でネズミが死んでしまっていると、天井に黄色いシミができることがあります。
最近天井に黄色いシミが増えてきたと思う場合や、以前、天井裏で何かが走り回る音を聞いたことがある場合は、天井裏でネズミが死んでいる可能性が高いです。
ネズミの死骸の処理方法
自分で処理する場合
ネズミが目に見える場所で死んでいる場合は自分で処理してしまいましょう。
自分で処理する場合は以下のものを用意しましょう。
- ゴム手袋
- マスク
- 新聞紙
- ビニール袋
- アルコール
- クレベリン
- 手順①ゴム手袋とマスクをつける
ネズミの死骸には病原菌がついています。そのためゴム手袋とマスクをつけて、手の小さい傷口や呼吸器から病原菌が体内に入らないようにします。
- 手順②ネズミの死骸にアルコールを吹きかける
ネズミを捨てる際に病原菌を散らばさないために、あらかじめアルコールを吹きかけて、殺菌しておきましょう
- 手順③新聞紙で包み、ビニール袋に入れて燃えるゴミに捨てる
ゴム手袋をしていても、手でネズミの死骸を触るのは気持ち悪いので新聞紙で包み、ビニール袋に丸めて燃えるゴミに捨てます。
- 手順④ネズミの死骸のあった場所を消毒する
- 手順⑤クレベリンで腐敗臭を消す
ネズミの死骸がなくなっても腐敗臭は強烈なので、なかなか消えません。そこでオススメなのがクレベリンです。二酸化塩素という成分がニオイを強力に除去してくれます。
駆除業者に依頼する
壁の中や狭い天井裏の死骸を自分で処理するのはかなり難しいので駆除業者に依頼してしまうのが手っ取り早いです。
また、ネズミは年間5〜6回出産することが可能で、1匹から約6〜7匹のネズミが生まれます。
このようにネズミは繁殖のサイクルが早く、死んだネズミの子孫が家の中で繁殖している可能性があり、死骸を処理することが死臭を消すことの根本解決になるとは限りません。
子孫のネズミが死んでしまうとまた腐敗臭を放つので、キリがないです。
では殺鼠剤を設置すれば良いのでは?と思うかもしれません。
しかし、殺鼠剤を食べたネズミが人の手が届かない壁の中で死んでしまったら、死骸を取り出すのに余計な手間がかかります。
また、万が一殺鼠剤を食べてネズミを駆除できたとしても、殺鼠剤を食べると死ぬことを学習して、残りのネズミは殺鼠剤を食べなくなります。
素人と違って、駆除業者であればネズミの捕獲による駆除が可能なため、家の中でネズミを死なせず、死臭発生の根本解決が可能です。
また、駆除業者はネズミの習性に詳しいため、ネズミに毒餌を食べてもらうまで待つような駆除ではなく、習性を逆手に取り積極的にネズミを壁や天井から追い出し確実に捕獲する駆除ができます。
以下の記事では悪徳業者に騙されないようにするために、悪徳業者と優良業者の見分け方を紹介しています。
ねずみ駆除で悪徳業者を選ばないようにするコツを解説。悪徳業者の特徴は何?
駆除業者の中でオススメなのが、「駆除費用+殺菌・消毒費用+清掃費用」全て込みで22000円の害獣駆除110番です。
ねずみ駆除の場合「駆除費用+殺菌消毒費用+清掃費用」が22000円のため、とりあえず安めの料金で駆除だけしてほしい人にオススメです。(再発防止までしてほしいことを伝えれば、料金は変わりますが対応してくれます)
また、全国に239の加盟業者と提携してるので、申し込みから最短で当日中の現地調査が可能です。
他の業者だと予約に空きが無くて申し込みから現地調査、駆除の実施までに時間が空いてしまい、ねずみによる被害が拡大してしまうことがあります。(被害の拡大は余計な出費の原因になります)
害獣駆除110番は申し込みから対応までのスピードが業界トップクラスなので、被害を拡大させず済みます。
害獣駆除110番は運営元が上場企業のため、中小の駆除業者に比べてアフターサービスや保証、サービスの質が高く、安心して依頼がしやすい特徴があります。
また、最短即日の現地無料調査が無料なので、たとえ死んでいるネズミ以外に何もいなくて、駆除依頼をキャンセルしても、キャンセル料が発生しないのが嬉しいポイントです。
害獣駆除110番の詳しい評判や口コミ、メリット、デメリットはこちら
まとめ
本記事では、ネズミの死骸を放置することによって発生する二次被害と死臭を解決するための方法をご紹介しました。
ネズミの死骸は臭いだけではなく、家の建材を痛めたりすることで家の資産価値を低下させたり、害虫が増殖したりする原因になります。
また、死骸の他にもネズミがいるかもしれないので、家の中に他のネズミが住み着いていないか現状を把握するためにも駆除業者に無料の現地調査を依頼してみましょう。
コメント