ネズミが火事を起こすって本当?原因と対策方法を解説

「ネズミがいると火事になるって本当?家にネズミがいるから不安でどうするべき困ってる」

一見すると、ネズミと火事にどのような関係があるのだろうかと思うかもしれません。

この記事では、ネズミが火事を引き起こす原因をもとに、ネズミによる火事を未然に防ぐための対策方法を解説します。

家の中でネズミを見たり、足音を聞いたりしたことがある方は火事を未然に防ぐために本記事を読んでみてください。

ネズミが火事を起こすって本当?

結論、本当です。

実際に2023年に発生した、10数件まで延焼した火事のニュースでは、出火元の住宅からネズミにかじられたような導線が見つかり、電気配線から漏電して火事になったと報じられています。

ネズミがいると火事が発生する理由

ネズミがによる火事は、ネズミが配線をかじって、剥き出しになったケーブル(銅線)からホコリや断熱材に漏電して発火することが原因です。

というのも、ネズミは人間と違って歯が常に伸び続けます。

そのため、何かしらの物をかじって歯を削らないと物を食べられなくなってしまうため手当たり次第に家の中のものをかじって、歯を削ろうとします。

また、ネズミは壁の中(外壁と内壁の隙間)や屋根裏を移動するため、中の配線をかじられてしまうと、断熱材やたまったホコリに漏電して発火します。

壁の中や天井裏の配線は普段から見るようなものではないので、ネズミにかじられていることに気がつかずにいつの間にか火事が発生していたといったことに繋がりかねないのが恐ろしい点です。

ネズミによる火事は火災保険がきかない

火災保険は予想できない自然災害による火災の補償を対象にしているため、未然に防げるネズミによる火事は適応外となるケースが多いです。

そのため、ネズミが原因で火事が発生すると燃えた瓦礫の撤去や家の建て替えなどを全て自費でまかなう必要があります。

ネズミによる火事を防ぐためには以下の3つのポイントを押さえることが有効的です。

  • ネズミを家の中に侵入させない
  • ネズミが配線をかじれないようにする
  • 家の中のネズミを駆除する

以下ではこの3つのポイントについて、具体的な対策方法をご紹介します

ネズミによる火事を未然に防ぐ方法

ネズミを家に侵入させない

ネズミを家の中に侵入させないためには、ネズミを家の周りに寄せ付けやすい環境を作らないことが大切です。

ネズミは小さい体ながら運動量が多いため1日でたくさんのカロリーを消費します。

そのため、生ごみを長期間放置したり、調理後の油汚れや床に落ちた食べかすをそのままにしていると、食べ物の匂いを嗅ぎつけたネズミが寄って来ます。

ネズミを家に寄せ付けないようにするには以下のようにネズミのエサとなる物を片付けることが有効です。

  • 生ゴミは蓋付きのゴミ箱に入れ、できるだけ排水溝や三角コーナーのゴミを放置しない
  • 台所の床、排水溝、ゴミ箱を清潔にする
  • 食品をテーブルに出したままにせず戸棚や冷蔵庫で保管する
  • ペットフードを残したままにせず、袋も蓋つきの容器に入れておく

ネズミが棲みつかないように定期的な点検と整理整頓をするのがオススメです。

ネズミが配線をかじれないようにする

防鼠(ぼうそ)テープを貼る

防鼠テープにはネズミの嫌いな唐辛子のエキスが含まれているので、配線に巻き付けることでネズミが寄り付かなくなります。

防鼠テープの使い方は以下の通りです

防鼠テープの使い方
  • 手順①
    配線を表面を汚れを拭き取り、乾燥させる
  • 手順②
    防鼠テープを配線に巻き付ける

    ※テープを二重巻にすると効果が長持ちします

防鼠テープはホームセンターやネットで安く入手でき、手軽に対策ができる一方で、壁の中など人の手が届かない配線の対策ができないという一長一短があります。

防鼠ケーブル

防鼠ケーブルは配線そのものにネズミの嫌がる唐辛子エキスが含まれていたり、配線自体に金属被をすることで物理的にかじれないようにされた配線です。

電気配線の取り扱いを素人が行うことは危ないので、既存の配線を防鼠ケーブルに変える場合は電気配線の専門業者に依頼しましょう。

家の中のネズミを追い出す

すでに家の中にネズミがいる場合は、ネズミの追い出しが最もオススメです。

前項で防鼠テープやケーブルを使うことで、ネズミがケーブルを齧れないようにする方法をご紹介しましたが、唐辛子エキスの効果は時間が経てば弱まるため、ネズミによる火事のリスクを根本的に解決できるとは限りません。

そのため、根本的な解決をするためにはネズミの追い出しが必要になります。

ネズミを追い出すためには駆除業者に依頼するのがオススメです。

というのも、素人が家に住み着いたネズミを駆除する方法は毒薬とネズミ捕りを仕掛けるくらいしかできず、警戒心の高いネズミを全て追い出すことはほぼ不可能です。

※ネズミは1匹でも残っていれば、すぐに繁殖するため、1匹残らず徹底的に追い出し、捕獲する必要があります

もしも、ネズミが毒薬を食べたとしても、どのタイミングでネズミが死ぬか分かりません。

万が一壁の中で死んだ場合、死骸を取り出せずに腐敗するととんでもない悪臭を放ちます。

※最悪、壁を剥がす必要があるため余計な費用がかかります

そのため、ネズミの習性に詳しいプロであれば徹底的な追い出しと、再発防止対策まで可能なので、長期的な安心を得られます。

まずは現地調査が無料の駆除業者に現状がどのようになっているのか調べてもらい、今後どのようにすればいいのかアドバイスをもらいましょう。(調べてもらってネズミがいないことが分れば、業者さんに駆除はしてもらわずに帰ってもらうことも可能です)

以下の記事では悪徳業者に騙されないようにするために、悪徳業者と優良業者の見分け方を紹介しています。

ねずみ駆除で悪徳業者を選ばないようにするコツを解説。悪徳業者の特徴は何?

また、駆除業者を選ぶときには2つ以上の業者に無料の現地調査、見積もり依頼をして料金の比較を行います。

以下では個人的にオススメで相見積もりの中に含めたい駆除業者を2社紹介します。

害獣駆除110番

害獣駆除110番は上場企業のシェアリングテクノロジーによる安定した基盤による運営と、最長10年の保証で安心ができる点に定評があります。

また、ねずみ駆除の場合「駆除費用+殺菌消毒費用+清掃費用」が22000円のため、とりあえず安めの料金で駆除だけしてほしい人にオススメです。(再発防止までしてほしいことを伝えれば、料金は変わりますが対応してくれます)

また、全国に239の加盟業者と提携してるので、申し込みから最短で当日中の現地調査が可能です。

他の業者だと予約に空きが無くて申し込みから現地調査、駆除の実施までに時間が空いてしまい、ねずみによる被害が拡大してしまうことがあります。(被害の拡大は余計な出費の原因になります)

害獣駆除110番は申し込みから対応までのスピードが業界トップクラスなので、被害を拡大させず済みます。

害獣駆除110番の詳しい評判や口コミ、メリット、デメリットはこちら

ハウスプロテクト

ハウスプロテクトは他の駆除業者と違ってリフォーム会社が母体の駆除業者のため再発防止施工のクオリティが高いです。

施工のクオリティが高いだけで無く、しっかりと最長10年の保証期間が設けられています。

そのため、何回も被害が再発して駆除依頼をするリスクが低く、「今回で最後の駆除にしたい」と考えている方にオススメの業者です。

また駆除完了後に写真付きの報告書でどんな施工をしたのか分かりやすく説明してくれます。

そのため、ちゃんと施工をしていることを自分の目で確認できるため透明性が高く信頼できる駆除業者です。

ハウスプロテクトの詳しい評判や口コミ、メリット、デメリットはこちら

まとめ

この記事では、ネズミが火事を引き起こす原因を元に、ネズミによる火事を未然に防ぐ方法を解説しました。

ネズミは人間と違って歯が伸び続けるので、家の中のものを手当たり次第にかじって歯を削ろうとするので、万が一配線をかじって中のケーブルがむき出しになると火事の原因になってしまいます。

ネズミによる火事を未然に防ぐには、ケーブルをかじれなくする方法(防鼠テープ、ケーブルの使用)と根本的な解決方法(ネズミの駆除)があります。

家の中のネズミを放置すると火事以外の二次被害に発展することもあるので、家の中にネズミがいる場合やネズミの気配を感じる場合は、一度、駆除業者に無料相談をしてみましょう。

ねずみ駆除で悪徳業者を選ばないようにするコツを解説。悪徳業者の特徴は何?

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